強羅花壇 萩の間
強羅駅からお宿へ電話連絡。 新車メルセで駅まで迎えに来てくれた。 落ち着いた雰囲気のロビーに足を踏み入れた途端、 仲居さんがこちらです・・と、即お部屋に案内してくれた。 ロビーから階段をくだり売店や美しい廊下のあるところから、 エレベーターでお部屋のある階へ。 エレベーター内には、上品な白檀お香がただよっていて、気持ちがふっと和らいだ。 エレベーターを降りて、長い廊下を通りお部屋へと向かった。 わくわくどきどきの境地!!!初めての強羅花壇投宿・・・・・・どんなお部屋かな〜〜 |
お部屋にたどりつくと、お茶と梅の和菓子をだしてくれた。 このお菓子の中には本物の梅(蜂蜜梅酒でつけた梅)が 入っていて、周りは柔らかな素材2種類でくるんである最高に美味な和菓子だった。 お宿オリジナル・梅雨時期限定の梅のお菓子とのこと。 『このお部屋で、○○様のお世話を担当させて頂きます、▲▲と申しげます。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。』と、 ご挨拶を頂いた後、 お部屋の設備の説明と館内の説明、そして、夕食と朝食の食材や調味料についての 好き・嫌いなどを、丁寧に尋ねてくださった。 お宿を予約した際に、フロントからの質問に回答しておいた おおまかな好みなどとは別に、細かくいろいろ尋ねてくれたので、 こちらも、一生懸命にお答えした。 浴衣のサイズも男女別に4種類ずつあるようでどのサイズにするかきいてくれた。 ▲▲さんは、経験豊かな仲居さんで、いろいろ点に気配りがあり、 話題も広く深く、雑談をしていても楽しい上に、気持ちが和らぐ思いだった。 テーブルの上にあった、封筒の中には、 ○○ ○○様 というフルネーム宛てで、 お宿からの挨拶状が入っていた。 記念にレターパッドを数枚頂こうと、探したら、なぁ〜〜んと!! 硯・墨・小筆のセットがぁ〜〜〜 レターパッドはというと、墨の筆書きにぴったりの上質の和紙でできていた。 ボールペンで何かを書くには、申し訳ないほどの高級和紙。 お庭に面したほうに、脱衣場・シャワールーム・ミストサウナがある。 ミストサウナ用に、ハーブの小袋が用意されていて、 好きな香りをセットして、サウナを楽しめる。 シャワーヘッドは高さの調整の他、 いろいろな強さや形でお湯がでるようになっていて、便利。 檜の椅子と身体こすり用のへちま、そして、 白檀の香りのするシャンプーやボデイソープ等が備え付けてある。 部屋の横にある廊下には、冷蔵庫とお茶セットが用意されている。 冷蔵庫の中には、冷やしたグラスが6個、 冷たいものを飲むときに使うように準備されている。 洗面所はダブルシンクだが、一つずつ対面に設置されている。 洗面所の横にある、トイレスペースは、障子をあけてから4歩は進まないと トイレにたどり着けない距離。 ゆったりとした空間のトイレなので、使いやすい。 もちろんウオシュレット付き。 お宿の敷地内に源泉がある為、お庭にある露天風呂は、 掛け流しで温泉が常時たっぷり!! 真ではコンパクトにみえるが、実際には、2〜3人が同時に入っても、 OKなサイズのお風呂。 深さも肩までちゃんとお湯につかることができる。 お庭の美しい緑色の木々をみながら、お風呂に入れる極楽環境。 日没後は、ライトアップされたお庭がまた美しく、 お風呂に入りながら、または、縁側からながめているだけでも、リラックスできる。 大浴場もあるのだが、今回は行かなかった。 この日に空室があった露天風呂付きのお部屋は、このお部屋だけだったが、 バルコニーに露天風呂がついていたり、 檜のお風呂だったりと、いろいろなお部屋があるので、 次回は、早めに予約して違うお部屋を体験してみたい。 展望檜風呂付 泊まってみたい〜〜 |
お待ちかね、夕食のお時間!! 別に頼んでおいた飲み物は、あわびの冷たい茶碗蒸しと共に最初だされた。 あわびがとても柔らかな上に、つるんとしたじゅん菜が 茶碗蒸しベースによくマッチしていて、素晴らしいハーモニー。 次は、あずきとたこの炊き合わせ・えびと貝柱のゆで物・ れんこんの冷製煮物・ほおずきの中に一口揚物。 次は枝豆のムース風あんかけ。 とろりとした食感が楽しい。 そして、お魚の焼き物とお刺身。 続いて、冷しゃぶ。 しっかり火を通してくれていたが生のように柔らか。 牛の薄切りと手作りのさっぱりごまだれによくマッチしていた。 そして、大根となつめの煮物。 赤いクコの実がまったく苦くなく美味しく頂けた。 御飯は、穴子のごはんとお漬物にお味噌汁。 お味噌汁が・・・もう・・・絶品で・・・涙がでそうなくらい美味しい。 デザートは、中に生の白桃がはいっているゼリー。 甘味は、自然の白桃の甘味だけを使ってある為、 マイルドなお味だが、深みがあり上品な仕上がり。 中に入っている生の白桃も美味しかった。 さすが、プロフェッショナルな▲▲さんは、お料理の材料の産地や調理方法なども、 丁寧に説明してくれたので、安心して食事ができた。 食後にコーヒーをお願いしたら、かなり時間がかかった後、 淹れたてのコーヒーを持って来てくれた。 このコーヒーがまた・・・絶品で・・・ コーヒー専門店のコーヒーとは比較にならないほど美味しかった。 コーヒー豆は、有機栽培で育てられたものだと説明してくれたが・・・ それだけでこんなに美味しいわけがないような。 コーヒーを淹れるテクニックが最上級の腕前なのだろうと想像。 |
朝食のスタートは、金粉入りの梅のお茶。 すっぱさが少なく、胃にやさしい あったかなおぶう〜でした。 朝食は、和食と洋食をお願いしてあった。 それぞれを、神業的テキパキさで、配膳してくれた。 和食にあった手作りのお豆腐は、なめらかな口当たりでお味もまったり。 お野菜の炊き合わせや焼き魚も美味しかったが、 なんといっても、墨で乾燥させてあるのりが、最高に美味しかった。 温泉玉子は、ほどよい柔らかさに仕上がっていて、 口にすると、とろりとした食感が最高だった。 厚焼き玉子は、関西風の味付けでほっと安心。 洋食の方では、カスピ海ヨーグルトで感激。 手作りのジャムやペースト類は、どれもやはり美味しい。 で、超級美味敵コーヒーを再び。 |
今回の強羅花壇は、部屋も食事もサービスもすべて超・最高・素晴らしいお宿だった。 板長さんが代わってからお料理の質が落ちたときいていたが、 これで落ちているのであれば、以前は、どれほどの素晴らしい美味しさだったのだろうか・・・・ いやいや、今回のお料理の素材・質・調理技術で感動してしまくりでR. 新婚旅行で、強羅花壇に行ければ最高かも!! 一生に一度の思い出になることを保障。 お世話になった、▲▲さんは、世界一の仲居さんと言えるほど、素晴らしい方。 次回のお泊りには、又▲▲さんにお世話して頂きたいと思う。 |
1名料金 | 部屋 | 部屋 | 種類 | 数 | |
75,750 | Kadan Suite with wooden bath tub jaccuzi & steam sauna |
スチームサウナ ジャグジー付 |
貴賓室 | 3 | |
75,750 | Kadan Suite with panoramic wooden bath |
展望檜風呂付 | 貴賓室 | 4 | 泊まってみたいお部屋 |
75,750 | Kadan Suite with open-air bath & steam sauna, low bed |
露天風呂付 | 貴賓室 | 2 | 泊まってみたいお部屋 |
75,750 | Kadan Suite with open-air bath & wooden bath |
露天風呂付 | 貴賓室 | 1 | |
73,650 | Stuite with balcony with wooden square bath |
バルコニー付 | 貴賓室 | 3 | 泊まってみたいお部屋 |
68,400 | Superior room with open-air bath and wooden bath |
露天風呂付 | 客室A | 1 | 泊まってみたいお部屋 |
68,400 | Superior room with open-air bath and steam sauna |
巨石露天風呂付 | 客室A | 1 | |
65,250 | Standard room with open-air bath and steam sauna |
巨石露天風呂付 | 客室B | 3 | 今回空室がでたので 泊まったお部屋 |
63,150 | Standard room with open-air bath and steam sauna |
露天風呂付 | 客室B | 1 | |
60,000 | Standard tatami room with wooden bath |
スタンダード (次の間・檜内風呂付) |
客室C | 9 | |
52,650 | Standard tatami room with wooden bath |
スタンダード (檜内風呂付) |
客室C | 7 |
施設名 | 強羅花壇 (ゴウラカダン) |
---|---|
住所 | 〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 |
TEL | 0460-82-3331 (FAX)0460-82-3334 |
交通 | JR東海道線小田原駅〜 私鉄箱根登山鉄道小田原駅乗車(箱根湯本)行き(約16分)箱根湯本駅下車〜 私鉄箱根登山鉄道箱根湯本駅乗車(強羅)行き(約35分)強羅駅下車〜徒歩(約3分) |
送迎 | 往路:強羅駅から乗用車(現地連絡必要) 復路:強羅駅まで乗用車(事前連絡必要) |